右か左か男と女

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雛人形を飾りました。飾るときにいつも戸惑うのは
男雛と女雛の位置関係、私が男雛として、自分の左側に
女雛がくるのか、それとも右側にくるのか?
私は女の人の襟合わせの関係から、男が右手に座った方が女性の
胸元に手が入れやすいという極めて下衆な考えから「男は右、
女は左」と考えておりました。
しかし、この考えは正しいのか、そんな卑猥な妄想からお雛様の
座る場所が決められているのは可笑しいのではないかという
素朴な疑問から調べてみました。
古来、「男雛が左、その右手に女雛」だったようです。
その訳は、論語に「天子南面」という言葉があり、皇帝が南に
向かって座ると左手は日の出の方角、右手は日没の方角で
左が上座、右が下座になる訳です。例えば左大臣と右大臣では
左大臣の方が官位が上になります。したがって男雛が左、その右手に女雛になりました。
時代が下って、西洋文化が入ってくると国際的儀礼として
右手上位の考えが取り入れられました。昭和天皇即位の礼が
催されたときに国際的儀礼に則り「天皇が右、その左手側に
皇后」になり、以来「男雛が右、その左手に女雛」になりました。
しかし、伝統を重んじる京都では、本来の「男雛が左、その右手に
女雛」とするところが多いようです。
よくお客様に男と女の立ち位置について質問されますが、現在はどちら
側でも良いのです。ようはお客様が国際派か伝統派かといった
ところと、夫婦どちらが上位にあるのかを考慮して決めて下さい。
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